外壁塗装は塗装するだけではダメ?
「外壁塗装会社に塗装依頼をしたら、洗浄や下地塗り作業が必要と言われた」
このように塗装会社に依頼すると、塗装だけ行うと思っている方も少なくありません。
しかし100の塗装会社があれば、100の塗装会社が洗浄から行うはずです。
例えば、車のワックス塗りをイメージしてみましょう。
いきなり車にワックスを塗る人はおそらく少ないのでは。
しっかりと洗車して、車が綺麗になって、さらに乾いた状態でようやくワックスを塗る方が大半の筈です。
家でも同じことが言えます。
綺麗な状態になってから塗装しないと、塗装ムラや剥がれが出てしまいますので必ず洗浄後に行うのが基本です。
家の場合、蓄積された汚れ(カビやコケなど)がありますので、水圧の強い高圧洗浄機を用いて屋根や外壁を清掃することが多いです。
そしてしっかり清掃して、乾いた後にようやく塗装していきます。
ただ、そこでもまだ塗料は塗りません。
最初に下地剤を塗っていきます。
下地材は塗料の密着性をアップさせるもので、接着剤のような役割があります。
下地剤を塗ってから塗料を塗れば、塗料が簡単にはがれることもなくなります。
こういった工程は塗装業界では当然なことなので、ぜひ理解しておいてください。